昨日は病院へ行ってきました
昨日の夜は近所の病院へ行ってきました。別に工場長の体調が悪いわけではありません。悪いのは現在製作中の木曽ボールドウィンの動輪です。
先日も書いたとおり，どうも動輪が傾いて車軸に嵌っている感じだったので，それを診察してもらいました。病院へは何度か訪れていますが，置かれている機械が動くところははじめて見ました。旋盤作業を見ていてこちらも旋盤が欲しくなってきました・・・が，今のところはただでさえ狭い工場に旋盤を置くスペースなんか無いので，まずは工場の拡張からしないといけません。事前問診で動輪径を聞かれたときに，踏面部分の径を回答していたんですが，フランジまでの径を答えなければならなかったらしく，先生には手間をかけさせてしまいました。それにしても，真鍮の塊からどんどん治具が出来ていく様子はお見事でした。
で，肝心の診察結果ですが，振れもありましたが，一番の問題は車輪に対して軸が０．３ミリほど偏芯しているとのことです。これではメーカーでも治せないと思います。
それでも，色々と振れを軽減する方法を伺ってきましたので，試してみたいと思います。やっぱり蒸気機関車の下回りの調整は奥が深いです。
