杜の都車輌工場,業務再開しました

地震発生から1週間が経過しました。この間,職場の事と家の事におわれ,なかなか自分のことができませんでした。
やっと今日は空き時間ができたので,車輌工場の再開準備をします。
 
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作業台に置いていた各種パーツはすべて床に落下してごちゃ混ぜになっていたので,これらの分類からはじめます。 
 
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メーカーごと,種類ごとに分類しました。ちなみにこれらは蒸機用パーツとねじ類です。
電車用パーツは壁面にくくりつけたケースに入れていたので落下しませんでした。
 
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元通りケースに収めます。このケースも一部破損していますが,仙台市内は中心部も含めて開店しているお店がほとんどないので,とりあえずそのまま使用します。 
 
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車輌工場の塗装作業場です。床に落下した物のうち,もともとこちらの作業台においていたものを拾い集めました。
ちなみに地震発生時は作業台の上には何もなくなっていました。 
先日製作した小型車輌は手前のKATO凸型DLが大破したほかは,小田急凸型のパンタが壊れたくらいで,箱形2両はほぼ無傷でした。
8620もほぼ無傷でしたが,2号機の排障器が曲がっていました。1号機のデフが片側ありませんが,これは地震発生前にはずしていたもので,地震で壊れたわけではありません。
 
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作業が出来るように,8620は専用の車輌台に載せ,製作中の車輌は留置線に移します。
何やら平成のマンモス機関車の姿が見えますが,地震発生の3日前に到着した車輌です。パーツの取り付けなどをしようと作業台上に置いていたため,こちらも床に落下していました。前面のステップが片側折れたほか,屋根上の碍子類が外れてしまいました。 
 
地震後,入場第一号はC62の2&3号機です。当時展示棚の中段付近に展示していましたが,見事に床まで落下していました。2号機は煙室戸がはずれ,デフがグニャリと曲がり,キャブ屋根に幾つか傷がついていました。さらに足回りに目を向けると,なんとロットが1本曲がっていました。
3号機はデフが曲がったほか,テンダーステップが片側折れていました。
 
とりあえず直しますが,2号機のロット変形は深刻です。
 
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