小阪鉄道 大館駅の踏切
数年前に廃止された小阪鉄道の遺構が残っていましたので紹介します。
大館駅付近にある，小阪鉄道の遺構です。画面中央の２本の塔なんですが，これは踏切の一部です。
反対側にも同じような塔が２本立っていて，間に警告札がついたワイヤーロープが渡してあり，列車が近づくと掛の人がハンドルを回してワイヤーを下げるという，なんともアナログな踏切です。
すでに廃止されてから数年経過していますが，付近のレールは踏切部分を含めまだ残っていました。
鉄道廃止を示す看板が掲げられていました。
ワイヤーロープのの昇降ハンドルです。
係員詰所も残っています。
この手の踏切は，かつて仙石線にもありましたが，仙台駅付近が地下に潜ったことで廃止されました。
九州の大牟田付近にまだ現役の物があったような・・・
すでに廃止された小阪鉄道ですが，地元では線路跡を何とか活用できないか模索しているようです。
小阪駅跡を鉄道公園に，という案や路線には急カーブや急勾配があるので，新型車輌のテストコースに，などという案もあるようです。
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