早朝の鹿角花輪駅
早朝の鹿角花輪駅の様子です。
花輪線は奥羽本線の大館駅と岩手銀河鉄道の好摩駅（始発は東北本線の盛岡駅）を結ぶ路線で，全線乗車すると約３時間かかります。始発列車が大館駅を朝の５時に出発しても終点の盛岡に到着するのは８時頃と，かなり遅い時間になってしまい，通勤や通学には不便です。そのため，途中の駅からも始発列車を出発させたいところですが，途中，車両基地など無い路線なので，ここ鹿角花輪駅に列車を一泊させて，ここから始発列車を出発させています。
列車がホームのある線路に止まっています。昔は側線が沢山あり，最終列車が到着すると入換をして側線に留置していましたが，合理化のためでしょうか，今ではホームにそのまま留置しています。
２両編成が２本と３両編成が１本，計３本停車しています。時刻表を見るとここより盛岡寄りの荒屋新町駅からも始発列車の設定がありますが，現在，同駅には宿泊施設が無いため，始発・最終列車は荒屋新町－鹿角花輪間は客扱い無しで運転し，鹿角花輪駅で一泊しているようです。
お祭りシーズンのため，駅のホームには提灯がぶら下がっています。
昔からある木造機関庫です。今は保線用モーターカーの車庫になっています。
昔の写真を見ると，この手前あたりに転車台があったようです。
ちなみに荒屋新町駅には現役の転車台と扇形庫があり，こちらもモーターカーの車庫として使用されています。
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