削正車の台車を作りました

レール削正車の台車を作ってみました。動画とかで見ると結構軸間距離が短い台車です。DT19とかで代用しようかと思いましたが,全然イメージと異なるので真鍮材料から作りました。

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基本部分は3ピース構成で台車枠をボルスターに螺子止めする構造です。台車の枠は真鍮板をフライスで加工して軸受けはアルモデルのピボット軸受けを嵌め込んでいます。

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これを組み立てるとこうなります。車輪はアルモデルの9.5mmの車輪です。この車輪,現在は他方面でも需要があるようですね。

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真鍮板で作ったダミーの梁とアルモデルの軸受けを付ければこうなります。これなら実車のイメージに幾らかは近いかと。トレーラー台車4個作りました。あと動力台車が2個必要ですがこちらは軸受けを付ける必要が無いのでトレーラー用よりは簡単かと。

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試作車体に付けてみました。3連接車体の削正部です。これに動力車が付いて4両で1つの編成となります。全長は約50cmで結構長い保線車です。実車では2編成背合わせで運用しているところもあるようです。車体はあまり作り込まず,電装に力を入れる予定です。