復旧作業を開始しました

地震以来,職場に缶詰になっておりましたが,幾分落ち着いてきました。
 
ぼちぼちわが車輌工場の復旧も始めたいと思います。
 
とりあえず,被害状況をお知らせします。
 
1 車輌展示場
  地震発生時,約60両が並んでいましたが,一番下の棚にあった車輌と2両の貨車を除いてすべてが落下しました。もともと耐震対策で少し傾けて設置しておりましたが,今回の地震は想定の範囲を超えていました。当然,カンタム機を含む蒸機4両も落下し,一部が破損しています。そのほかにも破損した車輌がほとんどです。また,パーツの脱落も多く,元通りにするのは時間がかかりそうです。ちなみに,落下しなかったのは上から2段目に並んでいたKATOのコキ104と安達のタキ5450です。脱線こそしていましたが,落下することなく棚の上に立っていました。
 
2 車輌工場の組立工場
  組立工場(要は作業台)の上は何もなくなり,すべて床に落下していました。一番驚いたのは,卓上ボール盤が落下していたことです。
  組立工場にはデキ107が入場中でしたが,床に落下し,片側のデッキが曲がっていたほか,車体脇に大きな凹みができてしまいました。
 
3 車輌工場の塗装工場
  塗装作業場も同じようにすべてのものが落下していました。当時,組み立て中だった小型車輌のほか,入線したばかりの機関車と組み立て中の8620が入場中でした。小型車輌のKATO5t機が深刻なダメージを受けましたが,組み立て中の8620は奇跡的に無事でした。
 
以上が具体的な被害です。
 
今週末から修理作業を始めたいと思います。ただ,心配なのは,破損した車輌の部品供給元となるいつもの模型屋さんの現状です。わが社より山側に所在しているので,津波被害を受けていることはありませんが,店内がどのような状況になっているかはなんともいえません。とりあえず今週末に訪ねてみたいと思います。
 
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