8620の製作 35

8620の製作 その35です
 
DCCデコーダを搭載するには集電を確実にする必要があり,蒸気機関車のように機関車とテンダーで片側ずつ集電するのでは少し不安なので,絶縁側の車輪からも集電できるようにします。
 
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ユニバーサル基盤を穴2つ分で切り分け,これにりん青銅線を半田付けします。
 
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テンダーの裏側に1mmの穴を開け,1.2mmのねじでユニバーサル基盤の穴を利用して固定します。りん青銅線は車輪のフランジの裏に当たるように曲げておきます。
これでテンダーは全輪で集電が可能になりますが,りん青銅線の当たる強さによっては転がり抵抗が増えますので調整が必要です。
 
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機関車側は絶縁側の第2・3動輪の裏に集電板を当てています。第一動輪の絶縁側からは集電しません。
機関車にはテンダーと接続用のコネクタも付けました。モーターの+-と電源の+-で4pinです。このほか電装回路で5pinのコネクタも付きますので,機関車とテンダーの間には9本の電線を渡すことになります。
 
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