転車台と扇形庫

先日届いた扇形庫は珊瑚の転車台に対応していない,というのは発注時にお店の方にすでに伺っていました。モデルワークスは電話で注文しますが,
 
工場長:「6線の扇形庫の通販をお願いします」
先方:「どちらのメーカーの転車台をお使いですか」
工場長:「珊瑚です」
先方:「お客さん,あの車庫は珊瑚の転車台には向いていないんです,5線の車庫なら珊瑚でも大丈夫です」
工場長:「いや,あのデザインが気に入っているので6線の方をお願いします」
先方:「多分,ナンジャコリャってなりますよ」
工場長:「ナンジャコリャで良いので送ってください」
 
というやり取りがありました。
 
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で,品物は届いてしまったわけですが,ちょっと計算してみると,珊瑚の転車台の直径は270mmですので270×3.14で外周は約848mmです。
モデルワークスの扇形庫は線路の角度が7.5度なので360÷7.5で円周上に線路を敷き詰めると48線並ぶ計算です。転車台の円周に48線並べると848÷48で1線あたり17.6ミリしか余裕がありません。ここに線路幅16.5ミリの線路を敷こうとするとよほど細いレールの線路を使用することになり,あまり現実的ではありません。ほぼ不可能です。ちなみに13ミリゲージなら余裕で使用できますね。
 
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これを角度9度で計算すると360÷9で円周の線路は40線になり,1線あたりの幅も848÷40で21.2ミリとれるので16番でも大丈夫です・・・ということで,転車台の角度を7.5度から9度に改造してみます。前面を基準に屋根とベースと背面を少しずつ広げれば良いだけなので簡単ですよね・・・多分・・・
 
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