トロッコ列車の車窓
トロッコ列車を押すのはTMC100型モーターカーです。片上鉄道から持ってきたものをここで整備したそうです。
駅を出発してしばらく進むと留置されているワフ車が3両見えます。
赤錆がひどくなってきているので整備してもらいたいです。
反対側にはバラスト撒布用のホキとキハが留置されています。キハはもう一両郷土館に展示されていたものを移設したのが構内に保管されています。
その先には保線用のマルタイです。
反対側には検重所らしき施設があり,
もう少し進むと小坂鉄道の終点を示す標識があります。
しかし,トロッコはもう少し奥まで進みます。
この先の停車標が旧小坂駅の本当の終点です。当時はここからさらに線路を延ばして花輪線の十和田南と接続する計画だったそうで,事業計画も過去に2度ほど認可されていたんだとか。結局実現されることなく小坂鉄道は廃止されて現在に至るわけですが,花輪線と小坂鉄道が接続されていたらどうなっていたのか,非常に興味深いです。
列車はこのあと来た線路を引き返して駅へと戻ります。