鉄道フェスタ2017inZホール④

週末に岩手県奥州市の水沢Zホールで開催された鉄道フェスタの会場レポート Nゲージ編です。

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このイベントはどちらかと言うとNゲージが主体のイベントです。HOゲージが周回レイアウト一つなのに対してNゲージは大型のモジュールレイアウトの他,

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路面電車が走り回るレイアウトと,

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若手会員が中心になって製作しているレイアウトの3種類が展開されています。

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中でも,モジュールレイアウトはかなりの大きさがあり,新幹線が走る高架線と地上線に分かれて線路が敷かれていて(写真は新幹線のヤードです)

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モジュールレイアウトの強みで様々な情景が作られています。今年はこのモジュールレイアウトでちょっとしたプログラムが行われました。

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夜間運転の時間になり、新幹線の保線作業について解説とともに車輌が本線上に登場します。なお,解説は本物の保線作業員氏です。

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まず登場したのはレール探傷車です。レールの異常の有無を見つけます。作業に向かうため駅で待機しています。

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駅にはレール削正車もスタンバイします。

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レールに異常が見つかるとレール交換となるわけですが,ロングレール輸送車が登場します。このロンキヤ,ワールド工芸の製品ではありません。中間車まで含めて自作だそうです。

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レールに波状磨耗が見つかると削正車の出番となります。48頭式の大型削正車です。

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レール交換の後はマルタイの出番となります。

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もう1両。

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その後,東北の保線作業には欠かせないラッセル車も登場し,

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夜明け前には保線作業の終わった線路を確認車が走って異常がないことを確認し,その日の営業運転開始となる訳です。スバラシイ・・・・

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これを見てテンションが上がった工場長は一寸モジュールレイアウトの運転席にお邪魔させていただき,オフィシャルな視点で色々と見せてもらいました。

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新幹線が待機するヤードです。ファスティックS&Zが待機しています。

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Nにもロンチキがいました。しかもこちらはレールを積んでいます。ナルホド,
こういう仕組みですか。

今年もNゲージの色々と目に毒な保線車輌を見せていただき,すでに次回作に向けて構想が固まりつつあります。鉄道フェスタHOゲージスタッフの皆様,来年はHOでも保線車実演をやりましょう。