8620の製作 4

8620の製作 その4です
 
まず下回りです,2両同時に進めていますが,片方の下回りが動輪を回すとどうしても1箇所引っ掛かります。
 
イメージ 9
ロットをつけたり外したりして原因を探ると,第二動輪のロットの合わせ目に小さなバリがあり,これが回転する際に引っ掛かっていたようです。少し削っただけで引っ掛かりはなくなりました。
 
イメージ 1
次に駆動系です。前回缶モーターへの換装をしましたが,まだ走行音が大きいです。
 
イメージ 2
そこで,思い切って下回り近代化工事をしました。台枠の軸受けを加工し,車輪を角型軸箱の現行品に交換し,キヤボックスも交換します。
 
イメージ 3
2両とも近代化しました。結構費用がかかりました。しかし,走行音は格段に静かになりました。
 
イメージ 4
ついでに,写真では見難いですがシリンダにボルトと安全弁をつけました。ボルトはもっと狭い間隔で植えられていますが,まあ,そこは妥協しましょう。
シリンダ安全弁は,行き付けの模型屋さんでエコーのシリンダ安全弁が品切れしていたので,どうしようか考えていて,たまたまNゲージの商品棚に目を向けると,蒸機の安全弁に目が止まりました。形でわかると思いますが,シリンダについているのは,Nゲージのボイラー安全弁です。
 
イメージ 5
次にATS設置作業です。エコーのATS車上子を組み立て,どれが良いか考えましたが,写真左の物を足を短く切って使用することにしました。
 
イメージ 6
ATS車上子のプラグに0.3mm真鍮線をつけます。エコーのプラグには穴が開いていないので,0.3mmのドリルで穴を開けて真鍮線を差し込み,半田を流します。
 
イメージ 7
テンダー前面に付くブレーキハンドルを作ります。キット付属のものは太い上に変な形に曲がっていたので,0.4mmの真鍮線でハンドルを作りました。写真はハンドルの軸を通すため真鍮線の中心をつぶして0.3mmの穴を開けたところです。
 
イメージ 8
テンダー前面にパーツをつけました。鈴木工房の8620用ATS箱を付けましたが,少し大きいような・・・締め切りコックも帯材などを使って作りました。こんな感じでしょうか?実写を見たことが無いので,他の方の製作記事などを参考にさせていただいております。ブレーキハンドルは後ほど短くします。
車上子が結構線路ぎりぎりになりますが,機関車のドローバーを連結することを考えるとこれ以上高く出来ません。これでもドローバー受けを少し短くしています。
 
↓よろしければクリックしてください
イメージ 10