登山鉄道建設中です

東北福祉大鉄道模型館では現在新たに登山鉄道を建設中です。

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こちらが建設中の登山鉄道です。下を走るHOゲージに比べると線路がせまく見えますが,これは軌間10.5mmのラックレールを使用しています。正式には「アプト式」ではなく「フォンロール」式,または「シュトループ式」ですが,館長さんの意向で「アプト式」と呼んでいます。我々も突然「フォンロール式」鉄道です,と言われても???となりますが,「アプト式」鉄道と言われれば,「ああ,歯車噛み合わせるヤツね」と分かりやすいです。

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因みにこの路線,かなり標高の高い所まで登る計画らしく,写真のループ線上にアルミ製の路盤が写っていますが,ここからさらに上に路線が延びる予定です。どんな車輛が走るのか気になるところですが,

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館長さんに試運転の様子を見せてもらいました。登山用のB1タンク機関車が客車を押し上げます。2列車をつるべ式に運転するらしいです。

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どうやって2本の列車を同調させて交互に走らせるかなど,まだ課題もあるようですが,今年の春頃の完成を目指しているようです。興味のある方は是非とも東北福祉大鉄道模型館を訪れてみて下さい。開館日や開館時間はこちらのHPをご覧下さい。今ならラック式鉄道を建設する様子が見られるかもしれませんよ。