伊丹空港で・・・・（前編）
先日，大阪から帰る際，搭乗前の保安検査で３回再検査を受けました。
その一部始終をご紹介します。
そろそろ搭乗口に向かおうかと保安検査場前について，とりあえずいつものようにポケットに入っている携帯やipodなどをかごに移し，そういえばバッグにさっき買ったナタデココドリンクが入っているのを思い出して係のお姉さんに「これも出した方がいいですか？」とたずねると「お願いします」と言われたので，携帯などと一緒にかごに入れました。
そして，私は金属探知機のゲートを，バッグはＸ線検査装置を通ります。すると，衝立の奥から「ストップ！！」という声が聞こえ，私のバッグが機械の出口で止まっています。
係員：「バッグにほかに機械類は入っていませんか？」
私：「ちょっと確認します・・・あ，デジカメと携帯の充電器が入っています」
係員：かごを持ってきて「こちらに移してください」
私：「わかりました」バッグからそれらをかごに移す
そして１回目の再検査
また「ストップ！！」の声
係員：「ほかにも何か入っているんじゃないですか？」
私：「ビデオカメラが入っています・・・でも，こちらに来るときは向こうの空港ではなんともありませんでしたよ」
係員：「一応出していただけますか」
私：「わかりました・・・」そして，ビデオカメラを取り出そうとバッグを開けてガサゴソやっていると
係員：「そのビンは何ですか？」
私：「これは塗料みたいなものなんですが・・・」
係員：「塗料にもいろいろあるでしょう，ラッカー系やアクリル・エナメル系など」
私：「いや，塗料といっても液体ではないんで・・・中見ます？」
係員：「お願いします」
そして，ふたを開けると・・・明らかに係員の目つきが変わりました
係員：「なんに使うんですか？」
私：「いや，ですから塗料なんです，塗料といっても模型の汚し表現に使うんです」
係員：ビンを眺めながら「？？？カーボンですか・・・・？」
私：「カーボンといっても，鉛筆の芯を削ったような・・・美術とかで使いますよね」
係員：納得した様子で「ああ，だったら大丈夫です」
そして，ビデオカメラをかごに移して２回目の再検査です・・・また「ストップ！！」・・・
長くなってきたので，後編に続きます。
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