E926系の製作4

カツミのE3系キットをE926系にするプロジェクトのその4です

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2号車と3号車の難関であるドア部分を片付けます。作業は3号車からドアを切り抜き,2号車に移植して3号車の切り抜いた部分を真鍮板で塞ぐ,というものです。何でこんな作業が必要かと言うと,こまちの12号車は車椅子対応のためドアの幅が他の車両より広いのです。イーストアイには車椅子が乗ることは無いでしょうからドアの幅は他の車輛と変わらないため,他から移植する必要があります。丁度良い具合に3号車はドアが無い車輛なので,ここから移植するわけです。

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まずはフライスで双方のドア部分を切り抜きます。2号車のドア部分は3号車から切り抜いたドア部分が丁度ピッタリ嵌るように寸法を出します。

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2号車に3号車から切り抜いたドアを合わせてみます。丁度ピッタリ嵌りました。後は周辺を半田付けして平に仕上げればOKです。

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3号車はドア部分を真鍮板で塞ぎました。窓部分の穴埋めと違って真鍮板を車体と同じ格好に曲げる必要があり,中々難しい作業です。流石にまったく同じ形に曲げるのは難しく,車体と若干合わない部分があり,そこは塞いだ板のほうを少し高くしておいて固定してから表面を削って高さを合わせました。

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2号車の周辺も固定しました。最初の難関は突破しました。あと,行き先表示機も埋めておきます。イーストアイには行き先表示機なんてありませんから。こんな作業するより2号車と3号車を交換すれば2号車のドアを埋めるだけで済むのでは?と思われるかもしれませんが,2号車と3号車では元の車体に決定的な違いがあるため,交換するわけにもいかないんです。