今年の大曲の花火は

先週の土曜日に秋田の大仙市で行われた全国花火競技大会の様子です。当日は生憎の天気で日中は雨が降ったり止んだりでした。

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夕方5時からは昼花火の部が行われます。昼花火自体珍しく,あまり馴染みがありませんが競技大会を行っているのは全国でもここだけです。1業者あたり5発打ち上げます。残念ながら昼花火が始まる少し前から雨が降り始め,雨の中での花火鑑賞です。

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昼花火は青空に映えるように作られており,背景が雨雲ではあまり綺麗に見えません。ちょっと残念です。

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午後6時50分から夜花火の部開始となります。まずは大会のテーマ曲に合わせてオープニングのナイアガラです。一応写真は撮りましたがよく分かりませんね。これはBSの中継に映らないので,現場で見るしかありません。

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ナイアガラの途中からはワイドスターマインが始まります。最初から凄いです。

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夜花火の競技は1業者あたり10号の課題玉2発と約2分半の創造花火で競います。今年は28業者参加していました。これは10号の課題玉です。因みに1号当たり約3センチで10号だと玉の直径が約30センチ(1尺)となります。俗に言う3尺玉は玉の直径約90センチと言うことになります。

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創造花火はテーマを決めて音楽に合わせ(別に音楽は無くてもいいらしいです)約2分半花火を打ち上げます。花火業者によって形や色に個性があります。

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時々企業協賛花火が上がります。こちらはワイドスターマインが多いようです。

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午後8時45分頃から大会名物の大会協賛花火が上がります。毎年テーマに沿って約5分間次々に打ちあがります。これを見るために大曲の花火を見に行くと言う人もいるようです。

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とにかく凄いです。凄いとしか言いようがありません。

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その後も幾つかの花火業者の打ち上げが続き,28業者目の打ち上げが終わるとフィナーレの10号玉30連発です。大会のエンディング曲に合わせて10号玉が次々に打ちあがります。途中から曲が秋田県民歌に変わり,県民歌の2番からは両サイドでスターマインが上がります。観覧している人たちは秋田県民歌の大合唱となります。

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大会が終わると花火師さんたちとエール交換となります。観覧していた人たちが一斉にペンライトを振って花火師さんたちにエールを送ります。花火も凄いですが,この光景もなかなかです。

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対岸では花火師さんたちが発炎筒を振ってそれに応えます。対岸で赤く光っているのが花火師さんたちの発炎筒です。
とまあ,大体こんな流れになります。来年は90回大会となり,特別プログラム等もあるかもしれません。来年も行ければ・・・と思いますがこの時期ってJAMがあったり白河でも運転会が開催されるので,来年になってみないと分かりませんね。