Ｅ９２６系の製作 ５３
昨年６月に開始したＥ９２６形の製作もいよいよ大詰めです。電装作業をした１号車の車体と床下の電線を繋ぎます。車体からは１２本の電線が出ており，これを床下から出ているコネクタに繋ぐ訳です。
コネクタは１．２ｍｍピッチですから中々大変です。極性もあり，１本ずつ確認しながら接続します。
コネクタの結線が終わり，車体と床板を繋いで試験点灯です。１号車と６号車は点灯箇所多くその都度線路に載せて確認するのは大変なので床下に試験用の給電コネクタを設けています。すべてのライトが点灯し，床下スイッチで個別にオンオフできることを確認しました。
先頭車はモーターのほか，ヘッドライト，サーチライト，架線測定装置の発光部と受光部，運転室内灯，室内灯，さらに６号車はパンタスパークにスイッチを割り当てています。仕上げに運転席窓と常務員室ドア窓にＳ５１標記を貼ってワイパーと手すりを付けました。後は各車に細かい仕上げをすれば完成です。明後日は早速山形で初検測作業です。
