花輪線の旅

週末に秋田に行ってきましたが、盛岡から久しぶりに花輪線を利用しました。

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土曜日の朝はまさかの東北新幹線全線運転見合わせで運転本数の少ない花輪線に乗れるか微妙でしたが,乗ることが出来ました。花輪線は盛岡を出発してから暫くは岩手銀河鉄道の線路を進み,好摩から花輪線へと入ります。

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好摩から2つ目,大更駅です。今ではほとんど面影がありませんが、昔はここから松尾鉱山に向けて硫黄搬出の為の松尾鉱山鉄道が伸びていました。花輪線は非電化ですが松尾鉱山鉄道は電化されていて,大更駅構内にも架線が張り巡らされていたそうです。

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松尾八幡平に着きました。ここから先,次の安比高原駅に向けて急勾配に挑みます。言わずと知れたハチロク三重連の名所ですね。

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安比高原駅です。昔は龍ヶ森駅という駅名でした。安比高原スキー場の麓の駅ですが,スキー場までは歩いては行くにはかなり離れています。シーズンには無料の送迎バスが来ているそうです。以前ここまで寝台客車を使用した「ホワイトスノー安比号」なる列車が運転されたこともありました。

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少し広めの駅に着きました。

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荒屋新町駅です。花輪線は単線なのでここで列車交換を行います。

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荒屋新町には以前にもこのブログで紹介したターンテーブルと扇形庫が残っています。今でも保線車輌用に現役で使用されています。

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あと少しで目的地です。湯瀬温泉駅に着きました。名所案内の看板の少し上,「まるめらっぷ」「あまちこ」って確かマルメロで作ったシロップと甘酒のことだと思いましたが・・・懐かしい看板です。

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目的地に到着です。列車はここからさらに進み,終点の大館まで向かいます。因みに高速バスを使用した場合,鹿角花輪ー盛岡間は片道1830円,所要時間約1時間30分ですが花輪線利用の場合片道1950円,所要時間約2時間となります。参考までに・・・