フラノエクスプレスの製作 8

スタジオHOのキハ83系フラノエクスプレスの製作 その8です。

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前回更新から時間が空いてしまいました。床板を用意しなければならなかったんですが,真鍮板を糸鋸で切るので少し涼しくなるのを待っていたんです、と言い訳しておきます。床板はimonの0.8mm真鍮板から作ります。大きさが365×100mmなのでここから4両分捻出します。

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20m車輌の長さに切ってそれを縦に3分割します。この3分割が非常に疲れるんです。わが社にはこの長さを切れる電動工具は無いので糸鋸で手切りになりますが,1カットに10分くらいかかります。3分割した1枚が1両分の床板になります。

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残った部分は同じように3分割してこれを縦に繋いで長さを調整して1両分とします。これは中間車に使用します。これで4両分確保できました。

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先頭車の床板は補強の角材を避けるため凸型に加工します。久しぶりにフライス盤の出番でした。この先頭車の床板形状をどのようにするか悩んでいたのも一寸時間が空いた原因だったりします。先頭車の切り欠き部分だけでなく,全体をフライスで仕上げました。

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先頭車の床板はこのようにピッタリ嵌ります。これに台車や走り装置を付けて車体とあわせてから車体の塗装作業に進みます。