十鉄と三鉄

ご存知の方も多いと思いますが,青森県十和田観光電鉄の廃止が決まったそうです。こちらの内容によると,廃止となる日は来年の1月31日ですが,実際には今年の3月31日をもって営業を休止するとのことですので,実質的にはあと1ヶ月ちょっとで運転は終了になるようです。
廃止の理由は今後必要と見込まれる施設維持費の支払いの目処が立たないことらしいですが,新幹線の開業も響いていると思われます。
工場長はあの鉄道には1度も乗ったことはありませんので,この機会に乗りに行ってみようか・・・などと考えていますが,時期的に雪の影響が懸念され,三月までに三沢を訪れるのはちょっと難しいと思います。
 
一方,同じ東北のローカル私鉄である三陸鉄道は,震災の津波で壊滅的な被害を受けたものの,100億円に上る復旧費用のほぼ全額が国から支出されることとなり,すでに一部では線路の敷設が始まっているようです。
十和田観光電鉄で今後見込まれる必要経費は7億円位らしいので,こちらも国が負担してくれれば・・・などと考えたりしますが,公共交通を担う鉄道会社と言えども1企業ですから,国としては震災復興という大義名分でもなければ簡単に公的資金を入れることは出来ないでしょうね。
 
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わが社の三陸鉄道もそろそろ作業を開始したいと思います。部品構成の確認のために箱から出してみました。レーザーカットということで,各パーツの切り口は非常にシャープです。側面は3枚の貼り合わせですね。前面の組み立てが難しそうです。
 
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付属の補強角材と床板が車体よりかなり長いのですが,適宜カットして使用するようです。わが社では多分この床板は使わないと思います。
 
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