あけぼのの車窓から

小坂鉄道レールパークでは土日限定であけぼの客車を使った特別列車が運転されました。運転距離は駅構内の約500メートルの区間です。

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早速工場長も乗ってみました。

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行き先は青森です・・・実は旧小坂鉄道の線路は大館までほぼ全て残っているらしいです。大館の奥羽本線への渡り線は外されていますが,再び繋げれば青森行きも物理的には可能かも?まあ,保線作業や安全確保,既に森に戻りつつある場所もあるのでほぼ不可能でしょうけど。

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乗車できるのはオハネフ24のみで,同日に車内が公開されていたカニ24は列車運転の際は乗ることはできませんでした。

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あけぼの号の車窓です。午前中の天気とはガラッと変わって午後からはとてもいいお天気になりました。カニ24は連結しているものの,発電機が動かないので客車の空調は効かず,日差しが強すぎて車内は暑いです。

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いつもは観光トロッコから眺める旧小坂鉄道の車両たちですが,今日は窓越しです。

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終端部で折り返し,今度は反対側の車窓を眺めます。前を見ると貫通扉からは列車を牽引しているDD130が見えます。

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車内はこんな感じです。皆さん興味深げです。聞こえてくる会話の内容から,地元の方が多いようでした。

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この貨車たちもそろそろ修復しないと手遅れになりそうです。

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列車を運転していたのは運転体験で修行を積んだ方・・・ではなく現役時代に修行を積んだ,運転体験の教官様です。2日間お疲れ様でした。

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最後に駅の外から特別列車を撮影し,小坂町を後にしました。因みにこの場所は以前は小高い丘があってタンク車が留置されていましたが,いまは丘がなくなりご覧のように構内を走る列車が見えています。場所は駅の南端,列車の折り返し地点です。ひょっとしたらこの列車にしるねこさんが乗っていたかもしれない,と言うのは後から聞いた話です。