仙台臨海鉄道の津波被害状況 その1
まずは,仙台港駅です。ご覧のとおり,路盤がところどころ流されてしまっております。 画面左端に角目のDD13が写っていますが,機関車は重さのためか線路の上に載ったままでした。ただ,一度海水に浸かっていると思われるので,再度利用できるかどうかはわかりません。
あちこちに流された車やがれきが載っており,これらの除去だけでも相当の時間を要しそうです。
今となっては貴重な2軸貨車のチ1000もひっくり返っていました。右のボギー台車はレール輸送用チキだと思われます。普段は定尺レール輸送でチ+チキ+チで編成されていました。 ここより海側の埠頭でレールを水揚げしていましたが,そこもたぶん当分は使用できないと思われるので,東北地区のレール調達にも影響するのではないかと思われます。
もう1編成,チキとチがひっくり返っていました。
海水に浸かったためか,車輪踏面が錆びていました。
~続く~