悪戦苦闘中・・・

昨日は58654号機のライト点灯試験の様子を掲載しましたが,もう1両の88650号機はデコーダとライト類の設置も完了し,本来ならばとっくに出場していなければならないような状態なのですが,現在も車輌工場で調整が続いております。
 
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原因は,“ショート”“短絡”です。こんなに厄介だとは思いませんでした。塗装前に直流電源で何度も試験走行して短絡の原因となりそうな部分はチェックしていたつもりだったんですが,着色して組み立て,電装回路を搭載してローラー運転台上で動かしたときは問題なかったんですが,線路上で試運転を繰り返すうちにあちこちショートするようになりました。
 
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DCCデコーダを搭載しているため,運転はDCC用の機械を使用しますが,ショートするたびにコントローラーの画面が点滅するので心臓に悪いです。これまでに判明した原因は,先台車の車輪の向きが違っていた(初歩的なミスです),機関車側のブレーキ装置が絶縁側の動輪に接触していた,ライト用のウレタン線の皮膜がはがれて車体に接触していた,テンダーのブレーキシューが車輪に接触していた,テンダーに設置した集電線が輪芯部分に接触していた,などです。直線の運転では問題なくてもカーブを走ると短絡する部分もあり,いろいろな形の線路で試運転をしました。とりあえず現在は普通に走るようになりましたが,
 
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テンダー内部がこんな状態なので,電線がうまく納まるように試行錯誤しています。JRの機関車に負けないくらい電線だらけのテンダーです。
連休中にテンダーに蓋をして石炭を積みたいと思います。
 
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